@kanibeam_jp

自転車メッセンジャーやってます

メッセンジャーが乗るべきチャリ

読まれるのかどうかはさておき、2年のメッセンジャー経験で『自転車はどうぶっ壊れるのか』というのが分かるようになってきましたのでどんな自転車が業務向きなのか、どこからどうぶっ壊れるから何に気を付ければいいのかを書いてみようと思います。

 

 ■業務用のチャリは『DISC CX』択一です。

 ピストでやりたいとかロードでやりたいとかあるかとは思いますが、あくまでメッセンジャーの業務として乗るならディスクブレーキのシクロクロス(もしくはディスクロード)択一です。

 

雨の日も雪の日も乗ることになるわけで、キャリパーブレーキやV、カンチではブレーキが効きません。いや、効きはしますけどディスクとは段違いです。僕はあれを「ちゃんと止まれる」とは言えない。

 

■ヘッドワン圧入器は半分くらい必需品

結構びっくりするくらい色んなパーツがぶっ壊れます。

これまでびっくりしたパーツの破損は

・ワイヤー切れ

・チェーン切れ

・パンク

・バースト

・リムテープ不良でパンクがどう頑張っても直らない

----------ここまでは基本-----------

・RDのバネが吹っ飛んで変速できなくなった(昨日です

・クランクが折れた

・グリス切れのまま走ってハブが死亡(まさかハブベアリングが固着するとは思いませんでした)

・BBのベアリングが外れた

・スポーク折れ(事務所に戻って交換しました)

・ブレーキレバーの根本が破損(SRAM/軸が片方生きてればそのまま使えます)

・spdシューズが破損してクリートが外れない

こんなところでしょうか。

そのたびに買い替えてたら稼ぎにもなりませんので、なるべく修理補修で済ませたいところです。

 

ヘッドワン圧入器があればベアリングの打ち替えが効きますので、モノによってはBBをそれなりに永く使うことができます。また、PF30のシェルであれば自分でBBを外して掃除ができますね。もちろんホローテック2なんかでもいいわけですが、BBシェルのネジ切りに耐水グリスが入り込んでるとなかなか取れにくいのでツルンとした圧入系のBBシェルの方が掃除しやすいですよ。

 

■パーツは可能な限り「どこでも手に入るもの/amazonで買えるもの」を

コンポーネントがSRAMとかカンパとかだとぶっ壊れた時に1日で直せません。

最悪リアディレイラーがぶっ壊れたりしてもシマノの105とかで組んでいれば帰りに自転車屋に寄ってってポン付けで交換できるわけですが、SRAMなんか置いてあるチャリ屋はそう多くはありませんし、あったとしても予算的に厳しいものがある。シマノであればスモールパーツが充実してるのも嬉しいところです。

 

以上の3点を考えると、メッセンジャーが乗るべきチャリは

Shimano 105で組んだディスクCX/ロードに700x23〜25cを履かせたもの

です。

 

細かく言えば105は10速の方がまだパーツも揃ってていいと思います。10速であればママチャリ屋に毛が生えたような自転車屋でも補修パーツ売ってます。11速はY’sとかでないと無理ですね。

リムも薄いものにしましょう。40mmバルブのチューブと60mmバルブのチューブでは1本あたり200円〜300円くらい違います。

ディスクブレーキはパッドの交換が超面倒なのでAvidはやめましょう。Shimanoのワイヤー引き対応のものが良いです。

ディレイラーハンガーは一生分用意しましょう。

 

そんなところでしょうか。

製品のモノの良し悪しとは別に「壊れた時にすぐ直せる」ことを念頭に置く必要があると思います。ピストは壊れにくいのはいいですがブレーキがキャリパーなのと壊れた時にパーツが無い可能性もあるにはあるのでその辺が不安ですね。