海老蔵氏最高でござるよ。
■とにかく多い毛の量
ミディアムハードを買ったのに「あれ?柔らかめ買ったかな?」と思うくらいソフトに歯ブラシが歯にランディングする。
一般の「ややかため」に相当する歯ブラシがエア・アジアだとすれば贅沢毛束はJALかANAの熟練パイロット。そんな具合だ。スーツケースだって無傷で出てくるぞ。
これは贅沢という名の通り毛の量がモノを言うのだろう。こんなに優しく接地する歯ブラシは珍しい。
■「掻き出し力」も申し分ない
しかし毛自体はそれなりに硬いようで、歯と歯の間、歯と歯茎の間からゴミを一掃してくれる。それに、毛の量とヘッドの広さで歯表面の汚れも瞬殺。最高。
歯磨き後の俺の歯の上では真央ちゃんもトリプルアクセルを飛べそうなツルツル度。もう真央ちゃんに「なんで飛ばせてくれないのっ?」と言わせない。日本フィギュアスケート連盟の皆様、ご連絡お待ちしております。
■歯茎のマッサージ感がえげつない
床屋や美容院で、髪をカットしてシャンプーして、顔剃りをした後に待ち受けているあの至福の時間を覚えているだろうか。そう、肩にタオルをかけ、肩と頭皮をパンパングイグイとマッサージするあれだ。
贅沢毛束は、端的に言って歯茎にアレを食らわせている。歯と歯茎の間の汚れは、極細毛で掻き出されている感覚よりマッサージで歯茎が引き締まって押し出されたような感覚があった。
歯磨きと歯茎のマッサージが同時にできるということは、端的に言って時短にもなる。今まで別々にやってた方もいるだろうがそういう方はさっさとこれに切り替えるべきだ。我々現代人は忙しい。そんな中でも歯茎を引き締めるあの最高の時間だけは確保したいのだ。来るべき老後にモリモリ飯を食うために。
■歯磨き粉の泡立ちがすごい
僕はこれを口に入れた瞬間、「あれっ?僕は小型のフードプロセッサーを買ったかな?」と思った。
口の中でものの3秒でミント味のポタージュスープができていた(きったない表現スミマセン)。
歯磨き粉が口の端っこに残っててまるでブラックブラックを噛んだかのような思いに駆られた人も少なくないだろう。贅沢毛束ではそのような心配は無用である。
あと、話は戻るがものすごい歯茎がマッサージされるのでここ最近しばらく熱心に歯磨きしてない人は結構血が出ると思う。というか出た。
でもなんか血と一緒に毒が抜けたような感じで歯茎がキュッと引き締まってた。
ありがとう海老蔵。ありがとうライオン。ありがとう小堺一機。
以上です。