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@kanibeam_jp

自転車メッセンジャーやってます

BBを交換した(KCNC プレスフィット30アダプター)

 

 

こちらです。

 

 

以前はProblem Solversのプレスフィット30用の偏心BBを使っておりました。

 

ちょっと時間が無いのでざーっと書きますね。

BB換えたらものすごい走るようになって感動した話です。

 

 

そもそも、以前BBは「BBというひとつのパーツ」として存在しておりました。

BB、クランクシャフトが一体となってそこに左右のクランクを取り付ける形。

今では競技者として採用しているのは競輪くらい?競輪もNJS認定のホローテック2クランクとか出ましたっけ?

 

ここに、Shimanoが提唱したホローテック2が登場します。右のクランクシャフトが一体となって左右のクランクの一体感が特徴ですね。ピスト乗り界隈ではSRAMのOmniumが発売されたときは沸いた記憶があります。「クランクの一体感がスゲェ!」と。

 

でも、この2ピースクランク用のBBは左右のベアリングの位置関係がフレームの精度に左右されるという問題がありました。あと、ねじ切りをしないといけないのでフレームのBB付近にでかくて分厚いアルミの塊を置かなきゃいけない。当然精度も求められるのでフレームのコストが上がっていました。

 

そこで、プレスフィット型として現れ始めたのがCannondaleが提唱したBB30ですね。あとはSRAMがPF30として追随し、ShimanoはBB86、あとBBライトetc...規格はいま乱立している状態だといえます。

 

で、PF30を使いつつフツーのホローテック2クランクを通すためにProblem Solversの偏心BBを使っておりました。

 

でも先日、雨の日にベアリングのグリスが流れてしまったので交換することにしたんですがこれが冒頭のKCNCのアダプターBBです。

 

これが凄いんですほんとにマジで。

 

PF30はフレームに特に加工が要らない、軽量化が図れるなど良いことも多いですが左右のベアリングの位置関係が常に一定ではないという致命的な問題があると思います。

 

勿論静止状態ではベアリングとクランクの位置は適正なわけですが、ここにトルクがかかってくるとベアリングの左右位置はズレまくりな筈です。バウムクーヘン2個並べて、真ん中に棒通してバタバタ暴れさせたらバウムクーヘンの並行は保てませんよね。

 

まあ、「変なBB使ってるからだろ」と言われそうですが。でも純正のPF30の組み合わせでも調子いいって感じたことないのでやっぱり問題があったんだと思います。

 

このベアリングのズレがBB30やPF30でよく言われる音鳴り問題の原因の一端ではないかと思います。

 

で、今回取り付けたKCNCのアダプターはドライブトレイン側を圧入して、そこにBB取り付け工具で反ドライブトレイン側をねじ込んでいく形式をとっています。

 

写真の通り、BBの中心にはネジが切ってあって反ドライブトレイン側をねじ込むと最後にBBは一個の構造体として機能します。バウムクーヘンの例えだと、できたてホヤホヤの輪切りにされる前のバウムクーヘン。ここに棒を通してバタバタさせても、左右の面は常にクランクと並行(垂直?)を保っています。

 

実際に1日仕事をしてみると、やっぱり剛性感が凄まじいです。音鳴りも解消。(これはBB換えたことでベアリングも新しくなったこともある)

 

ホローテック2などのねじ込み式左右別体BBではこの音鳴りや剛性感不足が問題にならなかったのはおそらくフレームにねじ込むための分厚いシャフトが通ってたからではないですかね。フレームがヨレてもBBシャフトだけはドッシリとしていたからではないですかね。

 

でも色々なことがあっての旧来のJIS BBに戻るようにBBが1個の構造体として機能する。この効果ホントマジでヤバイのでプレスフィットBB使ってる人はすぐに左右が合体するモデルを探して取り付けるべきだと思います。

 

いろいろ調べてたら既に一部メーカーはねじ込み式に戻したとかいう話もあります。当然だなと思いました。

 

そんな感じです。数十〜百数十グラムの重量増と比べてもメリットは半端ないですよ。