@kanibeam_jp

自転車メッセンジャーやってます

なんで街乗りでピストに乗るの?という話

街乗りとギア比、ポジションの話を総括してみたいと思うんですけどね。

 

途中で言いたいことがわからなくなってハンパなまま記事にしちゃったりするんですけど。

 

今回は街乗りに使うバイクとしてピストを選ぶ心理的動機の話をしてみたいなと思います。

 

あ、いちおう個人の感想です。

 

前提としておきたいのは、「都会で乗るぶんにはいわゆる『剛性のあるバイク』『加速性のいいバイク』が理想的だ」ということです。

 

もちろん、100kmなり200kmを延々と走破するならあまりに加速性能に偏ったバイクでは途中で脚が負けてしまうこともあるでしょうし、ヒラヒラとしたハンドリングでは体幹や上半身の筋肉にかなりの負担がかかります。 

 

ただ、結局街乗りで100kmをノンストップで走り抜けられないじゃないですか?どうせ信号には引っかかるし、美味しそうな飯屋があったら入ってみたくなるし、どこにでもスタバがあるからいつでも休憩も取れる。

 

メッセンジャーだって1日100kmくらい走るとはいえ、1回のデリバリーで走る最長はせいぜい15〜20kmくらい。仮に両国に住んでるのに新宿で仕事が終わったとしても20km無いと思います。18くらい?

 

そういうシチュエーションで「直進安定性」とか、「振動吸収性」とか、要らないと思うんですよね。

 

いや、勿論あるに越したことはないんだけど、それらを高めるために信号待ち明けのスタートダッシュの加速感とか、「ヤバいこの信号は絶対抜けておきたい!」という時のスピードが乗ってからのロケット的な加速とかを絶対に犠牲にしたくないと思うんですね。

 

たとえばクロスバイクからロードバイクに乗り換えた方なんかは、クロスバイクに乗ってるときにロードバイクに抜かされて「アイツみたいにもっとサクサク走りたいな」とか思ったと思うんですよ。

 

もちろんそれは重量だったりついているパーツのグレードだったりするんですけど、ホイールベースだったりリアセンターが短くて加速性が良いと言った要素も多分にあるはずです。

 

ここまで語ってやっと「なんでピストなの?」の話に入るんですけど、ピストはその「剛性感」とか「加速性」の塊なわけです。

 

なにしろチェーンにかかった力を逃がす要素(ディレイラー)がないわけで、いつでもチェーンはビシバシ張り詰めてます。

(※あくまで比喩です。ホントは少しだけたるみがあるのが理想的。)

 

もとが陸上で言うところの短距離走に相当する競輪の自転車なわけで、ホイールベースも全力で詰まってますしリアセンターなんてクリアランスギリギリ。「加速」には最も適したジオメトリをしていることが多いと言っていいと思います。

 

それに固定ギアにすれば力が逃げる最後の要素(フリー機構)ですら排除できるわけで、もう加速の鬼。鬼加速。いやゴメン、よくわかんなくなった。

 

だからまーそういう部分でピストを選んでる人は少なくないんじゃないですかね?僕も一時期乗ってて、仕事用にはメインでシクロクロスに乗り換えましたがやっぱり加速感には不満があります。「あーこれがピストならこの信号行けたな!」っていうね。

 

勿論、メンテナンス頻度を減らせるとか見た目がスッキリしていて良いとかも大事な要素。むしろピストをえらぶ第一の理由はその辺でしょう。

 

でも、おそらくその裏には「もっと尖ったバイクに乗ってみたい」「ゾクゾクするくらいの加速をしてみたい」という言葉にならない欲望みたいなのがあるんではないかと思います。俺は。