@kanibeam_jp

自転車メッセンジャーやってます

矢野大地氏の「絶対に死なない!?シェアハウス」についていくつか質問

 

こういう取り組みがあります。

 

まだ東京で消耗してるの?で有名なイケダハヤト氏の元アシスタントで、現在ONEれいほくというNPOにお勤めの矢野大地氏がプロジェクトとして進めている「月5万の家賃の中に野菜と米が含まれていて死なないシェアハウス」なのですが、取り組み自体は素晴らしい物があると思う一方、「死なないだけでどうすんの?」とも思いますのでいくつか質問事項をまとめてみたいと思います。

 

www.haradesugi.com

 

ちなみに、反イケダハヤト派?のはらですぎ氏も同様のことは疑問に思っておられます。

 

なので先日ちょっとfacebookのメッセージで疑問をぶつけさせてもらったのですが、

返答がなんか的を射てないというか「いや、そうじゃない」って感じでした。

俺が言いたいのは「カツカツで本当にいいのか?」ってことです。

「月5万で死なないということは月5万だけ稼げばいいんだ」と思われそうですが国民健保と年金と税金くらいは払わないとですよね?あと家賃の他に光熱費は別途?そうすると「死なない」最低の額は5万ではなく8万ほどになると思われます。でもこれでも腹いっぱいメシが食えてストレスフリーなら問題ない。

でも、いつまでもこのシェアハウスに住んでるわけにはいかないじゃないですか?

矢野氏も『「間」として住んでもらう」と仰るとおり、このシェアハウスはあくまで一時的なものです。ということはいつかは出て、自分の商売をするなり心身共に健康になってまた東京で一からスタートを切るなりしなければいけません。そこで収入の話になるんですが、 

⑤仕事がある(ライティング、まちづくり関係、農業の季節バイトなど)ことで絶対に死なない

 

 

”ナリワイカレンダー”というものをシェアハウス利用者にはお配ります。そこには嶺北地域内で季節ごとにある一次産業バイトや常時受けられる仕事など様々なその日ぐらしをできる仕事情報を載せる予定です。

 

 

※毎年更新されていく予定!

 

 とのことです。これがいくら稼げるんですかね?

月8万の最低限の支出+自分の遊興費で1万円+貯蓄ができてないと「次のステップ」もヘッタクレもないわけですよ。年1回に実家も帰れないくらいカツカツになってたら目も当てられないわけです。

 

この「ナリワイカレンダー」って月いくら稼げるの?ってのが僕の疑問です。

月3万くらい、できれば月5万〜くらいは貯金したいわけですよ。

月5万貯金できればまる2年住んで120万は貯まるわけで、

「じゃあそろそろ東京でも帰ってみっぺな」とか

「じゃあ次の転居先の敷金礼金ぐらいはあるから高知市内で正社員の口でも探してみるか」とかできますがいたずらに時間だけ消費して一銭も貯まらないとかヤバすぎじゃないですか?

 

「はらですぎ」氏のブログでも立地条件の悪さには触れられていて、

 

 

ここに絶対に死なないシェアハウスが建つ前提になりますが、例えば高知駅まで車を利用した場合、高知自動車道(有料)を使って車で1時間弱もの時間がかかります。 また、高知駅まで公共交通機関を利用した場合は、最寄りのバス停まで徒歩30分弱かけて移動し、バスと電車を乗り継ぎ何と2時間弱もの時間を要します。 わざわざ高知市内まで移動しなくても、食材やその他生活用品はどこかで購入できるでしょうし、ネットをうまく使えば家から1歩も出なくても生活はできるとは思いますが、それにしても交通の便が非常に悪い。(Gooleマップで確認できた最寄りのコンビニまでは徒歩約30分) イケハヤ氏のようにどこに住んでいてもアフィリエイトで多額の収入を得られるような人には問題なく生活できるかもしれませんが、ネットでうまく稼ぐことができない人にとっては仕事を掛け持ちして生活費を稼ぐ必要があり、結構大変なんじゃないかなあと僕は思います。

イケハヤ氏が企画に関わっている「絶対に死なないシェアハウス」について思ったこと - はらですぎ

 と指摘されています。

金も貯まらなければ交通の便も悪いとなると仕事しに行くのもちょっとしんどい。もともとが車もないのに交通の便が悪いとなると車を持つと月5万くらい追加で必要ですよ。

そうなるとちょっとこれは果たしてここに住んで天国かね?という疑問が浮かぶわけですよ。矢野さん、ここ「貯金」できるんですよね?いくら稼げるんですか?

僕ならここに住む前提でも月15万くらいは稼げないと次のステップには進めないなと思います。

あるいは、東京でメッセンジャーやってても同じでは?

メッセンジャーは当然固定給ではありませんから幅はありますが、平均して20万円前半くらいは稼げるわけですよ。

 

出て行く額も少なくない仕事ですが、家賃の安いところを選べばなんとか食いつなぎつつ月数万円の貯金をすることはおそらく難しくはない。

 

しかもメッセンジャーならやりようによっては収入アップも多少は見込めます。貯蓄の額も増えるわけですね。

 

仕事もまったくストレスは感じませんよ。肉体労働で「きちんと」疲れて健康にも良い。いいことづくめです。

 

自転車というものを通じたコミュニティもありますし、イケダハヤト氏が仰る消耗する東京とはまた別の面が見られますよ。

 

いろいろ言いましたが、あくまでこのシェアハウスの取り組みっていいもんだと思うんですよ。疲弊した若者が気力を充実させて改めて自分の人生を設計し直すことができるならこんなに素晴らしいことはない。

ただ、何もかもかなぐり捨ててこのシェアハウスに飛び込んだ時に「いやー実はナリワイカレンダーじゃ月10万くらいしか仕事がないんですよー」って言われたら東京で疲弊するよりよっぽど辛い生活が待ってるわけじゃないですか。

勿論仕事を探すのは本人の責任だろって話もあるんですが、なにしろ場所が場所なので、呼ぶ側としては「これくらいは仕事ありますよ」って告知する必要はあると思うんですよ。その辺どうなってるのかなーってのを教えてほしいところです。

 

 

17/1/26 矢野氏から余裕との返事を頂けたので納得しました。多分これからナリワイカレンダーの中身とかも一部公表してくれるのかな?どんな感じの暮らしになるか楽しみですね。