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おれのビール観のすべて

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うまし!
 
思うに、ビールは瓶が最適解だ。
味はスーパードライでは薄すぎるし苦すぎる。
エビスはバランスがいいけどどこか物足りない。
モルツはあれは悪くないけど居酒屋で飲み放題メニューに載ってることが多くてそういうところはたいてい美味しくないのでイメージが悪い。
ということで、日本のラガーは最近もっぱらサッポロかキリン派。特に赤星と呼ばれるクラシックラガーなどの熱処理ビールが今アツイ。
 
コレはどこにでも載っていることだが、ジョッキ提供だろうが缶だろうが瓶だろうが、いま日本で売られているビールはたいてい生ビールだ。
「生」というのはクラシックラガー系の熱処理ビールに対する生であり、「ナマでジョッキに注いである」のことじゃないのは周知の事実。今日はそんな話をしたいんじゃない。
 
「じゃあ同一銘柄だったら味は全部一緒なのか?」というと、やっぱり違う気がするという話をしたいのだ。
なんというか、ビールの旨さって状況依存だよねという気がする。
ラーメン屋でチャーシューとメンマ、瓶ビールを頼んで一緒に出てくる「あの小さいコップ」友達とビールを注ぎ合うのは最初の1杯だけであとはおのおの手酌しながら飲む。
その気になれば一口で飲みきれるサイズなんだけどもったいぶって底から3センチほど残してみたり、追加の瓶とラーメンを頼んで残りのチャーシューを瓶でやっつけてみたり。
そうやって飲むのがビールは一番ウマイような気がするのだ。
 
あるいは、大衆居酒屋で自家製の〆鯖や新鮮な刺身を食べながらちょっとゆっくり飲みたい、でも日本酒だとヘヴィすぎるなんて時はやっぱり瓶ビールだと思う。
これ今書いてて思ったけど26歳にしてもうガツガツ食べるってことをしなくなったってことかな。
 
もう瓶ビールなんかは頼む時点で駆け引きというか、戦略が生まれてくる。1人1本飲むのか?とりあえず3人なら2本だけ頼むか?でも3人で2本頼んでもアッという間に飲み切るから結局追加で2本頼んじゃう。ビールが冷えてるかどうかの違いはあるけどそれ込みでもどうせすぐ飲み切っちゃう。でも1人1本はなんかはしたない。そんな男女の駆け引きにも似た恥じらいと欲望のコラボレーションが瓶を頼む瞬間にはある。
 
 
でも生ビールもウマイ。
東京都大田区に住んでいる人は半年に一度は蒲田の歓迎(ホアンヨン)という中華料理屋に行って餃子をしこたま食うというイベントを消化するが、そういう時は断然生ビール。なぜなら1個でも多くの餃子を胃袋にぶち込まないといけないのに瓶を注ぐのが面倒だからだ。歓迎の生ビールは特別サーバーの清掃が行き届いてうまいというわけではないんだけれどもあの羽根がついていて皮がもちもち、中の肉汁がじゅわっとした餃子をガツガツ食べながらグイグイビールを飲むのは至福の瞬間だ。麻婆豆腐の辛さも「中国らしい!」という辛さでビールが進むし、八角の効いた角煮もやっぱり生が欲しくなる味。書いてて腹減ってきた。
 
あるいは、生ビールが断然うまいと評判の店。
ビールサーバーの清掃が行き届いていて、ビールもキンキンに冷えている店。日本のビールは喉越し重視だとよく言われるけども、ああいう「生がうまい店」はまさに喉越しが最高だと思う。
鶏の唐揚げとか、チョリソーみたいなものをつまみにしながらビールを浴びるほど飲むのは控えめに言っても人生で最良の瞬間のひとつだ。
 
 
 
缶だって無論最高だ。
家でワイワイ友達と飲みたいなんて時にはビールとチューハイの缶が家にゴロゴロ転がるのが定番だし、あとはBBQ。炭火を囲みながらクーラーボックスから出した缶ビールを晴天の中飲み干す気持ちよさは素晴らしい。こんなことを言うのは野暮だけど、別にBBQの肉って美味しくない。肉は家で炒めたり店で焼き肉したほうが断然ウマイ。そんなことは分かっている。でも外でBBQするうまさは家で肉を焼いたり焼肉屋で食べるのとは比較にならない。